なすは生育順調だが夏の高温に注意

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生育順調な「なす」の苗

5月初旬に植え付けた「なす」の苗ですが、5月も下旬になって大分成長してきました。植え付け当初は吹けば飛んでしまうような大きさでしたが、いまは丈は30㎝以上にもなり今にも肥料袋の行燈からはみ出しそうです。もうここまで成長すればそろそろ行燈の囲いを外しても良い時期ですが、虫の被害が心配なので今しばらくそのままにしておくつもりです。もう5月下旬なので6月になったら外すつもりです。

風除けからはみ出しているなす①(5月下旬)
風除けからはみ出しているなす①(5月下旬)
植付けから3週間後のなすの苗①
植付けから3週間後のなすの苗①
植付けから3週間後のなすの苗③
植付けから3週間後のなすの苗③
植付けから3週間後のなすの苗④
植付けから3週間後のなすの苗④

7月以降の生育

5月下旬の時点で生育順調とはいっても、毎年の事ですが初収穫の時期となる6月から7月初旬位までは順調に育つのですが、暑くなってくる7月以降は虫の被害が大きくてどうしても収穫量が落ちてしまいます。また、「なす」は何といっても水が沢山必要な野菜ですので、梅雨の時期までは良くても暑くて乾燥してくる真夏に入ると極端に収量が減ります。今は青々としている株も乾燥してくると明らかに茶色気味になって水気が少なくなるのがわかります。8月にもなるとあまりにも暑すぎて全く生育が進まずに収穫もできなくなることもあります。野菜には生育温度というものがありますが、一般的には22~30℃といわれています。高温性の作物として夏にかけて作られる事が多いですが、22~30℃となると最近の猛暑では30℃はゆうに超えるために生育できなくなります。また、真夏では乾燥する事が多い為、水分が必要な「なす」には厳しい生育環境となります。プロの農家ではハウスで温度管理をしながら噴水器等で水分を与えたりしていますが、そうした適切な管理をしなければなかなか良質な「なす」はできないのです。しかしながら、もちろんプロの農家と同じ様にはできませんから、少なくともマメに水を与えるなどして手間をかけたいと思います。

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