すいかは長雨で大被害 – 割れてしまったすいか

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10日連続の長雨で「すいか」に被害

異例ともいえる10日連続の長雨がようやく終わり、ここ3日ほどは晴天が見られるようになりました。

梅雨明け前の時期とはいえ、これほどの長い雨は例年なかったのではないでしょうか。

私もこれだけ雨が続くとは思っていませんでしたので、「すいか」の栽培に関してはかなり楽観的な見通しをしてきましたが、雨が5日、6日、7日と連続で降り続けていく内に、「すいか」は大丈夫かと不安で仕方がありませんでした。

雨が5日連続で降り続いている位までは平気でしたが、5日を過ぎたあたりから不安になり、7日を過ぎると気が気でなりませんでした。

実際、7日を過ぎたあたりから株元周りの蔓が茶色く変色して枯れ始めてしまい、かなり広い栽培区画の中に空洞ができてしまったような状態でした。

さすがにこれ以上の長雨が続くと収穫不能になってしまうのではと思い、対策が遅い気もしましたが、株元の畝にトンネルを設置したわけです。

幸いその後は2日程で雨が止んで晴天になったので、それ以上の被害を防ぐ事が出来ました。

10日連続の長雨が止んだ当初はまだ栽培区画がぬかるんでいて入り込むのも苦労しましたが、3日の晴天が続いた後は被害を受けた蔓は乾いて枯れてしまい、株元の畝を中心にかなりスッキリとした感じになりました。

これまでは蔓が密集していて足の踏み場もなく、すいかの玉がどこにあるかもわかりませんでしたが、結構な蔓が枯れてしまったので、栽培区画にかなり空きが見られるようになりました。

長雨の後のすいかの蔓①(7月13日)
長雨の後のすいかの蔓①(7月13日)
梅雨明け後のすいかの栽培区画①(7月13日)
梅雨明け後のすいかの栽培区画①(7月13日)
梅雨明け後のすいかの栽培区画②(7月13日)
梅雨明け後のすいかの栽培区画②(7月13日)

生き残った「すいか」の玉

蔓の大部分がことごとく枯れてしまって、地表に敷いた防草シートがきれいに見れるほどになってしまいましたが、それでもなんとか「すいか」の玉は生き残る事ができたようです。

幸いほとんどの玉は無傷で済んでいますが、傷がついていないだけで実際中身はどうなっているのかわかりません。

もしかしたら、何かしらの悪影響が出ているかもしれませんが、中を見る事はできないのでわかりません。

一方、今回の長雨でいくつかの玉は割れてしまったり、まだ成長し始めたばかりの小さな玉が腐ってしまったりしています。

中にはバレーボール大ほどの大きさまで成長した玉もありましたが、無残にも割れてしまいました。

梅雨明け後に生き残ったすいか①(7月13日)
梅雨明け後に生き残ったすいか①(7月13日)
収穫前に割れてしまったすいか①(7月13日)
収穫前に割れてしまったすいか①(7月13日)
収穫前に割れてしまったすいか②(7月13日)
収穫前に割れてしまったすいか②(7月13日)

収穫適期前の割れた玉を収穫

割れてしまった玉は残念ですが、もう成長する事はできません。

そのまま放置しておくか、廃棄するかとはいっても、栽培開始から既に2ヶ月もかけた野菜ですからそのまま捨てるのは勿体ないです。

収穫には早すぎるのですが、止むを得ず蔓から切り取って収穫しました。割れ目の中から中身が見えるのですが、赤色にはほど遠く、淡いピンク色といったところでしょうか。

割れてしまったすいかの玉を収穫①(7月16日)
割れてしまったすいかの玉を収穫①(7月16日)
割れてしまったすいかの玉を収穫②(7月16日)
割れてしまったすいかの玉を収穫②(7月16日)

その後2日程冷蔵庫で保存してから包丁を入れてみましたが、やはりまだまだ未成熟です。

試しに1口、2口と食べてみましたが、やはり美味しくはありませんでした。

せめてあと10日後に収穫できれば、もっと赤色で熟した美味しいすいかが食べられたかもしれません。

色が薄いのは仕方がないとしても少し黄色がかっているのはなぜだか良くわかりません。

とはいってもまだ他にも玉がありますから、それらを楽しみにしたいと思います。

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