剪定適期は収穫後の冬季
今回突発的ともいえる剪定を6月の梅雨の時期に行うことにしたわけですが、「キウイフルーツ」の剪定は本来収穫を終えた後の12月下旬から2月までが適期といわれています。
収穫前の10月や11月ではまだ「キウイ」の実が生育の最中ですし、春になる3月以降では「キウイ」の木が冬の休眠時期を過ぎて生育が活発になる為に剪定に適さないというわけです。
活動が活発になる3月以降に剪定すると切り口から樹液と共に木の養分が流出してしまい、以後の成長に影響を与えてしまうといわれています。
そうした事を考えると剪定に一番適するのは木が実も収穫して葉も落ちて休眠に入った冬の時期が良いのです。
冬の時期というのは具体的には12月下旬から2月までといわれており、この時期なら剪定をしても既に収穫した後ですし、木も寒さで成長が止まっているので、木に与えるダメージも少ないというわけです。
剪定の手順と方法は?
それにしてもよくこれだけ荒れ放題のままほったらかしにしていたものだと呆れてしまいます。棚の上を突き抜けて2mほどにもなる枝がゴロゴロします。
そもそも棚の上に90度伸びるような枝はバッサリ切る必要があります。
また、これだけ枝葉が密集していると下の方の枝葉には日光が当たらずに生育不良で落葉してしまうかもしれません。
ここまでくるとどれから手をつけていいかわからなくなりますが、とりあえず雄の木を中心に剪定する事にしました。
混み合っている枝、見るからに古くなった枝や丈夫に伸びている枝など、少しだけでも取り除きました。
あまりにも荒れ放題に枝が伸びすぎていてどれがどれだかわからないだけでなく、たくさんの葉が邪魔になって剪定しずらい事この上ありません。
剪定の適期は冬とはいいますが、それは休眠期だからというだけでなく、全ての葉が落ちて剪定の作業がしやすいからだともいえるかもしれません。
結構な数の枝を剪定しましたが、中には切ったにも関わらず他の枝の蔓に絡まっていて除去できないものもありました。
絡まっている枝についてはしばらく置いて枯れるのを待ってから、改めて取り除くつもりです。
全体的にはほんの少し風通しが良くなった程度ですが、いっぺんにはできないので折を見てまた始めたいと思います。
コメント