苗を切り取って植え付け
6月も終わりに近づき、梅雨の時期真っ最中ですが、「さつまいも」の苗を追加で植え付けてみました。
追加で植えつけるといってももう切り苗は販売していませんので、今現在生育している苗を切り取って植え付けてみました。
5月の初めに合計100本ほどの切り苗を植え付けましたが、一部は完全に枯れてしまい、「さつまいも」の畑は所々隙間が空いている状態でした。
枯れてしまった時点ですぐに切り苗を追加購入する事も考えましたが、苗の値段の結構しますのでそのまま放置していたというわけです。
とはいってもやはり隙間がどうしても気になったわけで、遅いとは思いましたが、今日追加で植え付けた次第です。
簡単な様で意外と難しいさつまいも栽培
これまで「さつまいも」は何度も栽培していますが、今回の様に生育中の苗を切り取って植え付けるのははじめてです。
「さつまいも」の栽培は比較的簡単とはいっても、実際に植え付けてみると全部が定着するわけではありません。
苗の状態の良し悪し、土壌の状態、天候の状態など様々な条件の中でその後の生育状況が変わります。
それでも一番初めの苗の植え付け時に枯れてしまえば、その後の生育は望むべくもありません。
畑を耕して畝を立てて黒マルチまで敷いて周到に準備したのに枯れてしまったら本当に残念極まりないです。
植え付けた苗のほとんどは定着して順調に育つのですが、今年もどうしても定着せずに枯れてしまった苗の場所は空いてしまいます。
せっかく用意した栽培箇所が無駄になるのは勿体ないので、今回はじめて追加植え付けに挑戦したわけです。
生育中の苗から新しい苗の増やし方
生育中の苗の長いものを選んで、先端から4節から5節位の所をハサミで切り取れば、さながら販売している苗とかわりません。
販売している苗は一般的にはどうやら「さつまいも」の芋からつくるようですが、これは植え付けた切り苗から伸びた蔓を切って新たな切り苗にしたという具合です。
自前の切り苗の植え付け
切り取った蔓の先端を新たな切り苗として利用するわけですが、植え方は販売している切り苗を植え付ける時と何らかわりません。
軸と葉の茎の付け根の部分を節と呼びますが、その節の付け根の部分から根が生えて芋ができるらしく、1節に2つの芋、4節なら8つの芋ができるらしいです。
植え方には斜め植え、水平植えなどありますが、土の中に入っている節だけが芋を作るようです。
ですから数が少なくても大きな芋を作りたければ斜め植え、芋が小さくても数が多い方が良ければ水平植えにした方がよいというわけです。
今回は苗の大きさや長さに合わせて適当に斜めや水平に植えましたが、いずれにしてもこれで1個でも2個でも芋が増えてくれれば良いと思っています。
果たしてこれでうまく芋ができるのか今後に注目しています。
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