梅雨の長雨の影響
6月に入って梅雨の時期に入って長雨の影響からか、「かぼちゃ」の蔓が枯れ始めてしまいました。
枯れ始めたというより既に復活不可能なほどに枯れてきているのですが、蔓と葉が黄色くもしくは茶色く変色し生命力が感じられません。
5月中は株元はマルチが見えないほどに株に勢いがありましたが、6月の梅雨になると葉が徐々にうどんこ病に侵され、成長の速度が著しく低下しました。
うどんこ病は「かぼちゃ」の天敵で、「かぼちゃ」を栽培する上で避けては通れない病気です。
これまでに何度も「かぼちゃ」を栽培していますが、毎回必ずうどんこ病にかかってしまいます。
うどんこ病を予防、防止する薬剤もありますが、「ふじやま」さんの菜園は無農薬栽培なので使用できません。
収穫にはまだ早い
最初に受粉を始めたのは6月初めで、一般的に「かぼちゃ」の実が収穫サイズになるのは1ヵ月後ですからまだ収穫には早い気がします。
株元の「かぼちゃ」はそれなりの大きさになっているものもありますが、蔓の先のほうに生っている実はまだ小さいものが目立ちます。
本来ならまだまだ大きく成長してもらいたいのですが、株自体が枯れてしまえばどうにもなりません。
枯れたのはマルチが原因か
毎回うどんこ病に悩まされている「かぼちゃ」の栽培ですが、発生原因の一つにマルチによる地温上昇があるようです。
まだはっきりとわからないのですが、色々調べてみるとマルチで地温を上昇させて成長を早める事で、「かぼちゃ」が梅雨明け後に成長する事を妨げているらしいのです。
確かにマルチを張れば株元を保護できるし、地温上昇効果で成長を促進します。しかし、成長を促進させて梅雨の真っ只中に最盛期を迎えても病気にかかればひとたまりもありません。
それよりはマルチを張らずに成長を自然のままにすれば、丁度梅雨明け頃に最盛期を迎えるかもしれません。
梅雨の時期はどちらにしても成長しませんから、株がまだ小さいまま梅雨の時期をじっと耐えて梅雨明け後に一気に株も実も大きくなるのが理想的ではないでしょうか。
そうして考えてみると今までマルチを張っていた事が間違いだったかもしれません。
まだ検証していないのでわかりませんが、次回からはマルチなしで栽培してみたいと思います。
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