苗植付けから1週間後
五月の連休に意気揚々と植え付けた「さつまいも」の苗ですが、もうすぐ植え付けから1週間が経ちます。
苗を植え付けた当初は生き生きとしていましたが、1週間経ってみると苗の状態に変化が出てきました。
苗は合計で100本も植え付けましたので、全てが同じ様に成長しているわけではなく、生き生きとしているものもあれば枯れかかっているものもあります。
全体的には茎と葉が緑色を保って生き長らえているといった苗が多いのですが、少なからずの苗が葉が枯れて茎も茶色く変色して再起不能ではないかと思われるものもあります。
同じ「さつまいも」の苗なのになぜこれほどの差が出てしまうのでしょうか。
同じ様に水遣りをして同じ区画に植え付けているのに成長に明暗が分かれてしまいます。
これには正直言ってハッキリとした理由はわからないのですが、考えられる大きな理由としては苗自体の生命力の強さに関係があるとしか思えません。
同じ区画で土壌、日照量、水分など栽培条件が同じにもかかわらず差が出るのは苗の違いによると思われるからです。
購入時は苗は50本単位で一括りにして販売されていたので苗の状態はバラバラです。
それに購入時には見た目ではどれが良い苗なのかわからず、貧弱そうに見えた苗でも案外丈夫に成長していたりするものです。
枯れない様に頻繁に水遣り
「さつまいも」の栽培はこれまで何度も述べている通り、野菜の中では比較的簡単でこれまで何回も栽培してます。
それでも豊作というか満足な収穫ができた事は少ないのが実際です。
その中で失敗というかあまりうまくいかなかった時にはやはり苗の状態もしくは初期生育が良くなかったのを覚えています。
となると逆に最初が良ければ後々も期待できるという事で、初期の栽培管理は極めて大切です。
苗の購入時にできるだけ良さそうなものを選ぶのはもちろんですが、植え付けてから根付くまでの管理が重要です。
植え付け当初の苗には根も張っていませんが、植え付けてから通常1~2週間で根が張ってきます。
それまでは枯れないように頻繁に水遣りをする必要があります。
これには天候の影響が大きく、植え付け当初からずっと曇りや雨なら苗に対するダメージは少ないですが、晴天のカンカン照りですと頻繁に水遣りしておかなければ根付く前に枯れてしまう事になります。
植え付け予定日から1週間ほどの週間天気予報を見たりして、苗の植え付け予定日を調整する事も一つの方法ですが、そうもいかなければ土壌の水分を切らさない様に頻繁に水遣りするようにして苗が根付くのを手助けする必要があります。
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