じゃがいもの大量収穫①‐新じゃがの美味しさと収穫後の保存方法

収穫した新じゃが
収穫した新じゃが

初収穫の「新じゃが」

種芋を植え付けてから3箇月が経過し、6月下旬に既に初収穫を迎えました。上記の写真は初収穫時にとれた「じゃがいも」です。皮もまだ柔らかくて保存には向きませんが、紛れもない新じゃがです。早速煮て食べましたがホクホクして美味しかったです。新じゃがの美味しさを味わうには何も味付けせずに蒸しただけでそのまま食べるのもオススメです。何も味付けしないでも芋の甘味と旨味がたっぷりと出ているので、初収穫の際にはぜひ一度は蒸し芋を食べてみましょう。

「じゃがいも」の収穫と長期保存

じゃがいもの収穫①(7月上旬)
じゃがいもの収穫①(7月上旬)
じゃがいもの収穫②(7月上旬)
じゃがいもの収穫②(7月上旬)
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7月に入って地上部の茎葉は綺麗に枯れてしまいましたので、後は収穫を残すのみとなりました。畑には雑草が生い茂り、自生している赤しそが目立つ様になりました。赤しそは栽培しているわけではありませんが、種がどうしても残るので勝手に生えている状態です。種芋は4㎏ほど植え付けして5畝ほどありますから、一度に掘り起こす事はできません。天気の良い日を見計らって少しずつ収穫していきます。収穫後は陰干ししてダンボール等に入れて冷暗所に保管しておけば、長期間保存が可能です。どのくらいの期間保存できるかはケースバイケースなのですが、一番大事なのは良く晴れた日に収穫する事です。雨で土が濡れていると芋も水分を余分に含んでいる事になり、保存しにくくなってしまいます。収穫してすぐに食べるのなら構いませんが、保存するつもりならなるべく晴れの日が続いた時に掘り起こすのが良いでしょう。また、収穫後に洗ってしまうとせっかく晴れた日に収穫しても意味がありません。土付きのまま1日ほど陰干しする事が必要です。 この「陰干し」が重要なポイントで、「じゃがいも」を干す場合は日光に当ててはいけません。「じゃがいも」を日光に当てたままにしていると緑色に変色して、ソラニンやチャコニンといった天然毒素を生成します。緑色に変色した「じゃがいも」は食べれませんので、必ず陰干ししなければなりません。陰干しして十分に乾いたならダンボール等に入れて、湿気の少ない冷暗所に保管します。ダンボールに入れる際には傷のあるものや傷んでいるものは避けます。一つでも傷んでいるとそれが腐敗して他の良質な芋も傷んだりするので、十分選別して保管します。又、大量の芋を一つのダンボールに詰め込むのではなく、余裕を持たせていくつかのダンボールに分けて保管すればリスク分散となって効果的です。

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