収穫前の遅い追肥と土寄せ
5月下旬ともなりもうすぐ梅雨という時期になってようやく「じゃがいも」の追肥と土寄せを行う事になりました。
本来ならばじゃがいもの種芋を植え付けて、4月から5月にかけて複数回行うのが普通ですが、忙しくてほったらかしになっていました。
「ふじやま」さんの菜園では「じゃがいも」の他にも里芋、さつまいも、とうもろこし、枝豆、落花生、すいか、なす、ピーマン、トマト、きゅうり、いんげんとたくさんの野菜が一斉に栽培シーズンを迎えるので中々手が回りませんでした。
上記の野菜の種まきや植え付けがようやく一段落してやっと手が空いたので、「じゃがいも」に目を向ける事ができました。
5月下旬ともなれば3月に植え付けた「じゃがいも」はもうすぐ収穫の時期になります。
6月には収穫できるとなれば追肥と土寄せをするにはすでに遅すぎるという印象です。
しかしながら、このまま何もしないで収穫するだけではやはり収穫量に差が出ると思われますので、遅いとは思いながらも今回追肥と土寄せを行いました。
株元と畝間の除草作業(05/27)
種芋の植え付けからすでに2カ月近くが経つにも関わらず、何もせずに放置していただけあって、「じゃがいも」の栽培区画は雑草だらけになっていました。
「じゃがいも」の芽も随分伸びてしまい丈が高くなり過ぎて斜めになったり倒れたりしている状態です。
本来ならこうした状態になる前に土寄せしておくべきですが、致し方ありません。これから土寄せをするにしてもまずは作業がし易いように雑草を取り除く事にしました。
除草作業を始めて早速気づいたのはもっと早く除草するべきだったという事です。
2カ月近く放置していたせいで雑草が株元や畝間に繁茂し、取り除くのに大変な作業になりました。伸び過ぎた雑草を取るだけなら何の問題もないのですが、苦労したのはじゃがいもの葉茎を傷つけず折らない様にする事です。
じゃがいもの茎葉は雑草と違って非常にデリケートで、ほんの少し触っただけでも千切れたり折れたりしてしまいます。
雑草だけをなんとか取り除こうとしてもどうしてもじゃがいもの茎葉に触れてしまう為、かなりの茎葉を傷めたり折ってしまいました。
それでも何とか一番大事な主茎だけは折らない様にしましたが、それでもわき芽や側枝や葉はかなりのダメージを受けてしまったのではないでしょうか。
それもこれも茎葉がこれほど大きくなる前に除草、追肥や土寄せをしなかったしわ寄せかもしれません。
追肥の化成肥料と土寄せ
除草作業が終わってようやく追肥と土寄せをする準備が整いました。株元に化成肥料をパラパラとまきながら、株元に土寄せをしていきます。
土寄せはじゃがいもが地表に出てしまって緑化するのを防ぐ目的もありますが、茎が倒れない様にする目的もあります。
今回は既に茎が斜めになったり倒れたりしているのですでに遅しですが、できるだけ葉や茎を傷めないよう慎重に作業をしました。
もう来月には収穫予定ですのでこの後の作業は必要ないかもしれませんが、成長の様子を見ながら決めたいと思います。
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