ピーマンが成長しない

全然成長しない苗

毎年のように栽培しているピーマンですが、今年はなぜか植えつけた苗が全然成長しません。もう7月に入って既に収穫の時期なのですが、5月上旬に6~7株植えつけた苗がほとんど大きくなっていないのです。はじめはそれほど気にせずに静観していたのですが、さすがに7月になっても成長が遅くてほとんど収穫できないとなると見逃す事もできません。一体どうして成長しないのでしょうか。去年なら既に1メートル位の丈はあったと思いますが、いまだに50cm前後しかありません。収穫に及んでは未だ数個しか獲れていませんが、去年だったら数十個は獲れていたはずです。考えられる一番の原因は苗がハズレだったという事でしょうか。隣の畝に植えてあるナスの苗は順調に育ち、既に収穫の真っ最中で丈も1mほどあります。同じ区画の土で育っているので、同じナス科であるピーマンが「連作障害」にかかっているとは思えません。また、土の手入れについても植え付け前に鍬を入れて十分耕し、石灰と肥料は施していますので、土壌が悪いとは思えません。もしかしたらこの畝の箇所だけ土壌の状態があまり良くないのかもしれませんが、いずれにしてもはっきりとはわかりません。

ピーマンの生育状況(7月9日)

新しい苗を植え付け

ピーマンの苗の追加購入(7月9日)

発育不良の原因がわからず収穫もままならないとはいえ、そのまま放置するわけにもいきません。このまま全然成長しないと今年はピーマンが食べれなくなってしまいます。そこで仕方なく苗を新しく購入する事にしました。前々から気になってホームセンターに度々立ち寄っていたのですが、それまで苗の値段がチョッと高くて敬遠していたのです。最初に植えた苗は1株68円で購入したのですが、植え付けの時期を過ぎた6月にもなると1株228円で販売していたのです。確かに苗は生長して大株になっていましたが、個人的には1株228円というのは高い気がしていたのです。ところが、先日ホームセンターに行ったら、同じ苗が在庫処分で1株100円で販売されていました。別に傷んでいたり、不良品というわけではないのですが、在庫が余り過ぎて処分価格となったようでした。適当な株を3株購入して、早速植えつける事にしました。

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今回はマルチを敷かずに苗を直接植えつけました。普段は4月~5月の植え付けなので地温を上げる為にマルチを使いますが、既に7月なので気温、地温共に十分すぎる位上がっています。ですから、わざわざマルチを使わずとも生育適温には達しているというわけです。それでもマルチは泥ハネ防止による病気の予防といった効果がありますが、隣の畝のピーマンはマルチをしているにも関わらず生育不良なので、今回は差別化を図る為にあえてマルチを敷きませんでした。

ピーマンの苗の追加植え付け(7月14日)

こうして5月に植えた苗の隣に7月に購入した苗を植えつけました。手前の株が5月に植えつけたものですが、大きさはむしろ新しく植えた株の方が大きい位です。どうしてこんな事になったのかいまだにわかりませんが、何とか新株が成長して実りある収穫にしたいものです。

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