雑草による収量減少
五月の連休中に「さつまいも」の苗を植え付けましたが、これから収穫するまでの期間に備えて雑草対策を始めました。
具体的には黒マルチと防草シートの活用です。
「さつまいも」は苗の植え付けの5月頃から収穫の10~11月まで約半年の栽培期間がありますから、その間に雑草が繁殖してくるのは当然です。
これまでに何度も「さつまいも」を栽培してきましたが、毎年雑草に悩まされてきました。
栽培期間中に何度も草取りしているにも関わらず、その度に新たな雑草が繁殖してしまい、草取りが間に合わなくなってしまい、結果として「さつまいも」の収量も減ってしまいました。
黒マルチと防草シートの設置
そうした過去の苦い経験を踏まえて、今回ははじめて黒マルチを張るだけでなく、苗が成長する前に黒マルチの間の畝間に防草シートを設置しました。
苗の植え付け時点では畑を耕したばかりなので雑草はありませんが、半年もあれば雑草は出てきます。
実際は半年も待たずにこれから6月になって雨の多い梅雨の時期になれば、雑草は雨後のタケノコの様に一気に出現してきます。
そのあまりの数とスピードは圧巻で、初期生育状態の「さつまいも」の苗など完全に覆いつくされてしまうほどです。
そうした雑草を防ぐためにはまずは今年から導入した黒マルチが有効だと思われます。
黒マルチで日光を遮ってしまえば雑草が繁殖する余地がありません。
また、黒マルチを張った畝の周囲にも後々蔓が伸びますから、周囲の雑草対策も重要です。黒マルチの間の畝間を防草シートで覆う事でこれまた日光を遮って雑草が出てこない様にします。こうして苗の植え付け時点でここまでしておけば、後々雑草を頻繁にとる必要がなく、除草の手間が大幅に減るというわけです。今回はまだ周囲の一部の区画に防草シートを設置しただけなので、また追加したいと思います。
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