親づるの先端を切る「摘芯」
「すいか」や「かぼちゃ」など蔓が伸びる野菜では「摘芯」は必須のものとされています。
今回「すいか」の栽培をするに当たって、苗を植え付けてから1週間ほど経ちますが、早速「摘芯」を行いました。
「摘心」とは苗から最初に伸びた蔓、すなわち「親づる」の先端を切って「子づる」の発達を促す作業の事です。
通常植え付けた苗の生育初期に本葉が5~6枚の時に「摘芯」をします。
「摘芯」をする事によって親づるの発達を止めて、その代わりに親づるの脇から伸びる複数の子づるが伸びるようになります。
その子づるからそれぞれ「すいか」の実がなるというわけです。摘芯をする事で全体的な成長が促進されて、実の付きが良くなるといわれています。
植え付けたばかりでまだ小さな苗の蔓を切るといるのは勇気のいる作業ですが、「すいか」の栽培では「摘芯」だといわれています。
「摘芯」は本当に必要か
「すいか」の栽培は今回で2回目でハッキリいって経験不足です。
「摘芯」は植え付けたばかりの苗の蔓を切るのですから非常に不安な作業です。
せっかく植え付けてこれからいよいよ成長という時に大元の親ヅルを切ってしまうのですから、本当に切っていいのかと迷うのも無理はありません。
経験値が浅いせいもあって実際に「摘芯」をする前に調べてみると、必ずしも「摘芯」をする必要がないとする情報も少なからずありました。
ある情報では「摘芯」は当然のごとく行うものとして紹介されていますが、他の情報では「摘芯」などする必要がなく、「摘芯」する事で逆に成長が阻害されると述べていました。
その根拠は大元の「親づる」の「摘芯」は株全体、特に地中の根に多大な負担を与えて以後の成長を遅らせて実付きも悪くするという事でした。
一方では必要、一方では不必要と述べており、一体どちらが良いのかわかりません。
とはいっても一般的には「摘芯」が幅広く紹介、推奨されているため、今回はほぼ全ての株で「摘芯」を行いました。
まだ、本葉が5~6枚揃わない株は「摘芯」していませんが、試しに「摘芯」しないでそのまま成長させてみる事も考えています。
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