すいかは連日の雨で被害発生

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止まない連日の雨

7月に入ってから毎日雨が降っており、一日として降らない日はありません。梅雨の時期といえば雨はつきものですが、一日も晴れる事がないとは異常といえなくもありません。梅雨前線が日本列島全体に停滞していて、これで7日連続の雨です。いくら梅雨の時期といえどもこれほど雨が続くのは近年まれにみるのではないでしょうか。たしか昨年は梅雨という時期すらなかったようにあっという間に暑い夏が訪れた覚えがあります。

溶けだした蔓と葉

「ふじやま」さんの菜園では今年は「なす」、「ピーマン」、「じゃがいも」、「さつまいも」、「さといも」などを栽培していますが、今の所、この連日の雨で被害が一番出ているのは「すいか」ではないでしょうか。3日前位まではまだ何ともなかったのですが、4日目、5日目と雨が続いていくうちに、「すいか」の栽培区画では異変が生じ始めました。それは蔓が茶色く変色し始め、株の周りを中心に蔓や葉が少しずつ傷んで溶けている状態です。前の記事でも何度も述べている通り、「すいか」は水に弱い野菜です。「すいか」の約95%は水分だというのに水が苦手とはおかしなものです。水に弱いとはいっても普通に雨にかかる位なら問題ないでしょうが、1週間以上にも及ぶ土砂降りの雨では話は別です。ここ何日もの雨は大雨警報が出るほどの雨量で、1日24時間×7日間もの時間、「すいか」が雨に打たれ続けています。多少の雨降りは大丈夫としてもこれでは「すいか」の被害は避けようがありません。

連日の雨で蔓が傷んだすいか①(7月7日
連日の雨で蔓が傷んだすいか①(7月7日)
連日の雨で蔓が傷んだすいか②(7月7日)
連日の雨で蔓が傷んだすいか②(7月7日)
連日の雨で蔓が傷んだすいか③(7月7日)
連日の雨で蔓が傷んだすいか③(7月7日)
連日の雨で蔓が傷んだすいか④(7月7日)
連日の雨で蔓が傷んだすいか④(7月7日)

生育中の「すいか」は大丈夫か

生育中のすいかの玉(7月7日)
生育中のすいかの玉(7月7日)

連日の雨で被害が発生していますが、果たして「すいか」の玉は大丈夫なのでしょうか。現在栽培区画には全部で何玉の「すいか」が生育しているのかハッキリとはわかりませんが、少なくとも20玉以上はあると思います。今日栽培区画を見たら既に雨で小さな玉が茶色く傷んでいるのを見つけました。まだこの玉は数センチほどの直径の大きさですが、もはやこの玉はこのまま傷んで大きくはならないでしょう。しかしながら、もちろん被害を受けていない玉もあります。一番大きなもので既に直径15㎝ほどはありますから、収穫できるまでは順調にいけばあと2週間から3週間というところでしょうか。「すいか」の収穫時期は大玉で受粉から約40日ですが、ほかの目安として積算温度というものがあります。一日毎の気温を積算してたとえば1000度に達したら収穫しても良いという目安です。例えば1日の平均気温が25度なら40日で1000度に達するというものです。ここ最近は雨で涼しい日が続いていますから、この積算温度で計算すると40日より長くなりそうです。まずは雨が止んで、梅雨が空けてくれれば良いと思っています。

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