相変わらずの虫食い被害
梅雨も明けて真夏の猛暑日が続く今日この頃ですが、今年の「なす」の出来栄えはイマイチという感じです。
一番の問題は「なす」の実が固くて虫食いの被害が多い事です。
「なす」の実が固いのは多分水が足りないからだと思いますが、虫食い被害については養生不足としかいいようがありません。
栽培初期からもテントウムシによる葉の虫食いが顕著にみられ、それが当初は一部の株だけだったのですが、今では複数の株に広がってしまいまいした。
葉が穴だらけで網戸の様になってしまい、葉が十分な光合成を行えない上に、ここ数日のカンカン照りで実の成長する条件が整わなかったのではないでしょうか。
つい先日まで梅雨や台風で連日大雨が降っていたのが嘘のようです。
固くて虫食いだらけの「なす」
葉が虫食いだらけという事は当然「なす」の実にも影響があります。
見ての通り沢山の実が獲れましたが、表面にはつやがなくて茶色く変色した箇所が目立つうえに、触ってみると固くて仕方がないという状態です。
虫食いで穴があいているものもあり、これではいくら数があってもしょうがないという気がしてきます。
それでも中には色つやもまあまあで虫食いもなく、それほど固くないものもありますので、選別して食べる事はできそうです。
もう既に株に生っている実はほぼ全てこのような状態なので、これらの実は大きさに関わらず収穫してしまい、新たな実が美味しく育つことに期待した方がよさそうです。
枯れていたり虫食いだらけの葉を取り除き、水をたっぷり与えて、追肥をすればまだまだ収穫は可能だと思います。今後の栽培管理に注意していきたいものです。
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