収穫前の「とうもろこし」の1畝目
4月下旬に種まきしてから2カ月半、正確には4月23日から7月16日なので84日、種まきから84日で初収穫を迎える事ができました。
購入した種の袋の説明では収穫日数80~85日と表示されていますので、まさに表示通りの収穫となりました。
実際に「とうもろこし」の生育状況を見ても収穫適期だと判断できましたので、今日収穫となりました。
1畝目の株丈は2m近くに達し、実は既に受粉して絹糸は茶色く変色し、十分な大きさです。
適期判断の目安は実の大きさと絹糸が茶色くなっているかですが、心配な場合は実をもぎとらずに先端の皮を少し剥いて見るとわかります。
「とうもろこし」の実は根元から熟して黄色くなって最後に先端が黄色くなります。
ですから皮を剥いてみて先端が黄色くなっていれば全体が黄色く熟しているので収穫適期と判断できます。
一方、先端がまだ白ければまだ全体が黄色く熟していないので今しばらく待った方が良いという事になります。
収穫適期だと判断できればいよいよ実際の収穫作業です。「とうもろこし」の収穫作業は簡単で片手でも可能です。実の根元を片手でわしづかみにして下にむけて折ります。下に力を加えれば簡単に折れますが、大抵まだ少しだけくっついていますので手を捻ってむしるようにすれば簡単にとれます。
犯人不明、鳥獣か虫による被害
1畝目の初収穫に当たって今年も実が食べられる被害がありました。
先端まで実がギッシリ詰まって黄色に熟した収穫適期の実が見るも無残に食べられています。
それでも1畝で3本ほどしか被害が出なかったので大した事はありませんが、丹精込めて育てたものを食べられてしまうのは残念です。
それにしても一体何が「とうもろこし」を食べるのかわかりません。
昨シーズンに栽培した時は収穫時にカラスがつついていたのを目撃したのですが、今回は現場を目撃したわけではありません。
カラスのような気もしますが、実の片側半分をほぼすべて食べていて株についたままというのを見ると、どうも違う様な気もします。
カラスならもう1本の実の様に地面に落として実をつつくような気がしますし、これほど綺麗にカラスが食べるのかなという気もします。
そう考えるとカラス以外の動物、よく菜園に侵入してくる近所の猫かもしれませんが、猫がもろこしなんか食べるのかわかりません。
あれこれ考えても犯行現場を見ていないので結局犯人は誰なのかわかりません。
収穫した「とうもろこし」
1畝目の株を1つ1つ収穫適期か判断しながら収穫していくと、今回は全部で13本収穫できました。
被害にあった実は残念ですが、これだけの本数を1回で収穫できれば上出来ではないでしょうか。
収穫したものはすぐに調理するので早速皮を剥いて、剥いた皮はそのまま菜園に捨てました。
収穫後すぐ茹でないと味が落ちる
「とうもろこし」は鮮度が命の野菜で収穫したらすぐに調理しないと味が落ちてしまいます。
味が落ちるとは具体的には甘さが落ちるという事で、収穫した直後から甘みが減少し、1日経過すれば甘みは半分以下にまで落ちるといわれています。
ですから「とうもろこし」を収穫したら「枝豆」と同じ様にすぐさま茹でる必要があります。
一度茹でてしまえばその時点での甘みが残りますので、すぐに全部食べれなくても冷蔵庫や冷凍庫で保存しておけるというわけです。
どれだけ早く甘味がある状態で茹でる事ができるかが「とうもろこし」の調理で重要なポイントです。
「とうもろこし」の茹で方
「とうもろこし」の調理方法はいたって簡単です。
「とうもこし」がひたひたになる位のたっぷりの水に塩を入れて沸騰させ、5分位茹でます。
「とうもろこし」は水が沸騰してから入れる様にし、塩は水1リットルに対して大さじ2(30g)が目安です。
「とうもろこし」の品種によっては茹で時間は変化しますが、「ゴールドラッシュ」の様な甘くて柔らかい品種は5分も茹でれば十分です。
5分経過したら火を止めて10分ほどそのまま置いておけば塩が染み込み味が引き立ちます。
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