秋冬野菜栽培の時期
8月下旬から9月にかけては夏野菜の収穫は終わりに近づき、いよいよ秋冬野菜の栽培が始まる時期です。
「ふじやま」さんが栽培している「トマト」、「なす」、「ピーマン」も収穫がなくなったり少なくなったりして、株を片付けようかと考えはじめています。
一方で、これから冬に向けて「大根」、「白菜」、「キャベツ」、「ブロッコリー」といった野菜の栽培が始まります。
昨年は時期を逸してしまい作ることができなかった「大根」ですが、今年は満を持して8月下旬に種蒔きする事ができました。
「大根十耕」で念入りに耕す
「大根」を栽培する上で気を付ける必要があるのは畑を深くまでしっかりと耕す事です。
「大根十耕」という言葉がある通り、大根を作る区画の土は十回耕して、前作の野菜の根や石、木、葉などを綺麗に取り除く事が重要です。
さすがに十回も繰り返して耕すのは大変なのでそこまでする必要はありませんが、十回耕す位に念入りに耕す必要があるという意味があります。
「ふじやま」さんの場合も十回とはいきませんが、雑草や異物を除去しながら深く耕した後に、更に土に手を入れながら石や根っこなどを取り除き、ようやく畝立てをするといった具合でした。
9月上旬に入り順調に発芽
8月下旬に種蒔きして2週間余り経ち、9月上旬の現在は順調に生育しています。大根の種は発芽率が高いので、余程の事がなければ発芽しないという事はありません。
8月の猛暑は9月に入り大分落ち着いて、9月に入ると朝晩は少し肌寒い位になりました。
このまま台風などの被害もなく順調に生育できれば、11月には収穫できるのではないでしょうか。
今は1つの植穴に何粒も播いているので混みあっていますが、もうしばらくしたら間引いて最終的に1か所1本にするつもりです。
大根栽培の手順では寒冷紗や防虫ネットをかけていますが、今の所虫に食われていないので、とりあえずこのまま栽培したいと思います。
種の有効期限
今回は2種類の種を播きましたが、1種類は全く発芽しませんでした。
これは銘柄の違いというより種の有効期限が原因だと思います。1種類は開封済みで残っていたもので有効期限が何と平成19年と何と7年前でした。
いくら大根の種の発芽率が高いといっても、さすがに7年前の種では発芽しませんでした。
このまま残しておいても仕方ないと今回数十粒播きましたが、結局1粒も発芽しませんでした。
一方、もう1種類の種「中太り三浦大根」の有効期限は平成24年でしたが、未開封で期限が2年前と比較的新しく、播いた種のほとんどが発芽するに至りました。
結局、発芽しなかった前者の種を播いた箇所にはもう1度新しい方の種を播く事になりました。
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