「畑植え」と「自生」の里芋
今年4月に植え付けした里芋ですが、8月下旬の現在になっても中々成長していません。一方、植え付けもせず、昨年獲り損ねて土中に残っていた里芋は勝手に芽を出して伸び伸びと成長しています。両者の成長の差は一目瞭然で、畑に植えた里芋は丈がせいぜい30㎝位なのに対し、自生した里芋は1m近くあります。
なぜこれほど差があるのか不思議で仕方ありませんが、やはり肥料を与えていないことが影響しているのでしょうか。里芋の植え付けは4月に行いましたので時期的に遅いという事はありません。しかし、植え付け時には特に畑を耕さずにそのまま植え穴だけ掘って、そのまま穴に種芋を入れるといった具合でした。種芋といっても昨年の収穫し忘れた芋を掘り起こして分けて使用したのですが、これは普通に皆がしている事ですから問題ありません。また、1株についた幾つもの芋を分けると白い切り口が露出してしまいますが、これには「じゃがいも」の栽培同様に草木灰をつけて腐らないようにしました。
さて、上記2枚の写真は木陰に自生している里芋です。畑の草取りや掃除をしていて土や草を木陰に積むことが多いのですが、そうしていく内に自然と掘り起こした芋が木陰に移り、春になると芽が出て成長してくるようです。木陰なのであまり日が当たらないのですが、なぜか日当たりの良い畑の里芋よりも成長しています。何とも不思議な光景ですが、そろそろ収穫の時期なので折を見て掘ってみたいと思います。
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