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はくさいの苗の植え付け‐植え付け時期、日除け、肥料袋で行灯

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はくさいの苗の栽培

9月も中旬に入りいよいよ朝夕は肌寒くなってきましたが、「はくさい」の苗の植え付け時期が迫ってきました。

8月下旬にセルトレイに種蒔きした種は順調に発芽し、本葉が4枚程度にまで生育しました。

本来ならもう少し大きくなってから植え付けたい所ですが、セルトレイではこれ以上大きくするのは難しいし、ポットにまた移し替えるのでは更に定植が遅れてしまいます。

9月中旬になってこれ以上植え付けを遅らせると結球しない恐れがあるので、今日植え付けを断行致しました。

それにここ2,3日の好天でセルトレイに日が当たり、少しばかり苗が枯れてしまいました。

先週までは雨や曇りが続いて日差しが強くなかったのですが、急に晴天になった事であっという間に苗が傷んでしまいました。

セルトレイは玄関先に置いて風雨から守り、少しばかりでも日が当たる位置に置いていたのですが、1日にたった2,3時間日が当たる位置にあるにも関わらず、被害が出てしまいました。

それだけ発芽したばかりの幼苗は弱いという事なのでしょう。

セルトレイで育てた白菜の苗①(9月中旬)
セルトレイで育てた白菜の苗①(9月中旬)

一方、畑に直播きした種は順調に生育し、1枚の葉の大きさも5㎝程度とかなり立派になっています。

種蒔きした時期は同じなのですが、正直これほどの差が出るとは思いませんでした。

白菜の種を蒔く場合は温度管理や害虫防除の点から、トレイなどで苗を作ってから植え付けする事を推奨する場合が多いのですが、決して直播きが悪いわけではありません。

むしろ、適切に管理できるのなら直播きの方が生育が早いといえるかもしれません。

とはいってもその適切な管理は非常に難しいので、保険の意味もあってトレイと直播きを併用しました。

直播きした白菜の種(9月上旬)
直播きした白菜の種(9月上旬)

ビニールマルチを張って苗を植え付け

セルトレイで育てた苗を早速畑に植え付けしました。

植え付ける場所は数日前に透明のビニールマルチを張った畝です。他の畝はマルチを張らずにそのまま利用していますが、今回は植え付けが遅くなったのでマルチを張りました。

マルチを張る事でこれからの気温の下降を補って地温の上昇を促し、生育を促進してくれます。

また、雨で泥が跳ねるのを防いで苗を病気の被害から守ってくれます。

こうしていい事づくめのマルチですが、もちろん欠点もあります。

手間はかかるのは当然ですが、使う時期を間違えると生育を阻害する事もあります。

特に夏場は地温が上がりすぎるので、栽培している野菜の生育適温を考慮してマルチを外す事も必要になります。

今回はこれから気温が下がっていく時期なのでマルチを使うことに問題ありません。

しかし、植え付けの当日は晴天で結構日差しが強く、マルチを触ってみたら非常に熱かったです。

こんな状態でそのまま苗を植え付ければ傷んでしまうかもしれません。

防草シートで日除け効果

植え付け時は日差しが強い炎天下の昼間でしたので、止むを得ずに「防草シート」で畝を覆う事にしました。

本来ならば苗の植え付け作業は日差しが少ない曇りの日や気温が下がる夕方に行うのが良いのですが、都合でできない場合はこうした工夫で日除けをする事もできます。

防草シートで直射日光を避ける(9月中旬)
防草シートで直射日光を避ける(9月中旬)
まだ小さい白菜の苗(9月中旬)
まだ小さい白菜の苗(9月中旬)

肥料袋で行燈作り

マルチを張った1畝はようやく苗の植え付けをすることができましたが、苗はまだたくさん残っています。

他のマルチを張ってない畝にも白菜を直播きしていますが、実はそちらは古い種を使用した箇所があって発芽せずに空いている所があります。

もちろん、そのままではもったいないので、そこに残った苗を植え付けしました。

こちらはマルチがなくて直植えになりますが、まだ今からでも十分栽培できるはずです。

幼苗をそのまま植えるのでは刺激が強いので、今回は四方を肥料袋で囲む行燈を作って保護することにしました。

これならば直射日光の強い日差しは防げますし、害虫の侵入も防いでくれます。

肥料袋で行灯づくり①
肥料袋で行灯づくり①
白菜の苗を肥料袋で囲む①(9月中旬)
白菜の苗を肥料袋で囲む①(9月中旬)
白菜の苗を肥料袋で囲む②(9月中旬)
白菜の苗を肥料袋で囲む②(9月中旬)

保護キャップの様な透明なプラスチックカバーも販売していますが、まだ日差しが強いので温度が上がりすぎて苗が傷んでしまう可能性があります。

その点、行燈ならば通気性は十分ですし、中の温度も上がる事もありません。

肥料袋が白色でちょうどいい具合に日光を遮ってくれるのも助かります。

家庭菜園をやる場合は肥料袋は非常に重宝するので、捨てずにぜひ取って置きたいものです。

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