白菜(はくさい)は栽培時期のズレで成長に明暗 – 虫食い被害の有無

虫の被害で食べれない白菜(11月9日)
虫の被害で食べれない白菜(11月9日)

虫の被害で食べれない白菜

種まきと苗作りから大分経過し、数ある「はくさい」の株の中でも成長に差が見られてきました。畑に直播きして栽培した株はご覧の通り筋だけの状態になってしまい、最早食べれる状態ではありません。これは完全に畑に大量出現していたバッタにやられたものですが、これを見るとやはり防虫ネットが必須のようです。それにしても良くこれだけ綺麗に食べられたものです。バッタなどの害虫の被害をいかに大きいかが一目でわかります。

栽培が遅れた株は生育順調

一方、透明マルチを張って苗作りをして栽培した株は現在順調に育っています。植え付け時期が遅れた事から寒い時期に入り、虫の被害が抑えられた事が原因だと思われます。とはいっても時期が遅れているので、果たして通常の白菜の様に結球するかは疑わしい所です。まあ、結球しなくてももちろん葉は食べられますし、出荷するわけではないので贅沢はいえません。11月に入ってかなり冷え込んできましたので、もしこの状態で結球する事を目指すならば、トンネル栽培をする必要があると思います。

栽培が遅れた白菜①(11月9日)
栽培が遅れた白菜①(11月9日)
栽培が遅れた白菜②(11月9日)
栽培が遅れた白菜②(11月9日)

しかも、実は1つの植穴には必ずしも1株だけ栽培しているわけではなく、複数の株が寄り集まって生育しています。これは間引きを行っていなかったからですが、1つの植穴に複数の株が生育しているという事は1株1株が十分な生育環境を受けられずに、各株が小さくなってしまいます。小さくなれば当然結球もしませんので、丸い白菜というより白菜菜といったところでしょうか。何とも情けない栽培日記ですが、これもありのままの家庭菜園です。丸まらなくなった白菜ならぬ白菜菜ですが、このまま順調に生育すれば今月末からは収穫できそうです。

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