植え付け用の穴を開ける
「土作り」をして「マルチング」が済んだら、ようやく「なす」の苗の植え付けです。
先端が鋸状の「穴あけ器具」を使用して、ポットの大きさにピッタリな植え付け穴を開けます。
手で破いてもハサミで切っても穴は開きますが、「穴あけ器具」を使ったほうが綺麗ですし、切れ残った余分なビニールが葉についたりして傷むことがありません。
「穴開け器具」はホームセンター等でいろんな種類の大きさのものを販売しています。500円から1,000円程度で購入できるので1つ位は持っておくと便利ではないでしょうか。
苗の扱いは丁寧に行う
言うまでもありませんが、どんなに大きく成長する野菜でも最初の成長段階の苗は極めて弱いです。
葉も茎もヒョロヒョロで特に茎を持つ際には最新の注意を払わなければなりません。
ポットから苗を出す時は宙に上げて逆さまにして出しますが、左手でポットを裏返しにしながら右手の中指と薬指で茎を挟んでそっと苗を出します。
ポットが土に引っ付いて出にくい場合は、左手でポットを掴んで押し出すようにするとやりやすいです。
こうしてそっと取り出した苗を植え付け穴に入れるのですが、そのままではピッタリ収まらない事もあるので、穴の大きさを手で調整してそっと苗をはめ込みます。
周りの土と苗の高さが高すぎても低すぎず、なるべく平になるようにします。後は周りの土と苗の土に隙間を作らない様にしっかりと固定します。
株間に余裕を持って植え付ける
今回はとりあえず8株の「なす」の苗を植え付けました。1畝に4株ずつで、2畝です。
株間は80cmと余裕を持って空けましたが、もう少し短くても良いかもしれません。
80cmにしてもまだ余裕があるので、50cmにすれば12株位は植え付けられると思います。
しかし、家庭菜園ではそんなに食べきれないし、管理も大変なのでとりあえず8株にしています。
また、あまり沢山植え付けてもこの畝で順調に生育できるとはかぎりません。
雑草も野菜くずも除去し、土を起こして耕して、石灰、肥料を散布してと一通りの土作りを行いましたが、だからといって必ずしも野菜がうまくできるわけではありません。
過去2,3年は油菜やいんげんなどを栽培していたので連作障害はないと思いますが、土壌の元々の性質や栄養分などから成長に差が出る場合があります。
土壌の性質の見極めは熟練者でもない限り難しいと思いますので、とりあえずは8株で欲張らずに様子をみようと思います。
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