手作りで支柱を増設
雨よけセットで覆う事ができる畝の長さが足りず、自作で雨よけの支柱を増設しました。
苗を植え付けたのは良いのですが、2株だけはみ出してしまったからです。
そのまま野ざらしではみ出したままでも仕方ないのですが、せっかく雨よけセットを設置したのですから、余ったビニールシートの部分を利用してもう2株分雨よけスペースを広げました。
できればもう1セット雨よけセットが欲しい所ですが、3,000円近くするので今回は間に合わせで対応します。
普段使用している支柱を2本用意し、2本の先をトンネル用の支柱と組み合せて即席の雨よけの骨組みができました。
その支柱に余ったビニールシートを被せてクリップで留めれば、購入した雨よけセットに見劣りしない出来栄えです。
我ながら良くできたものですが、これなら十分雨よけの役割を果たせそうです。
狭すぎる株間は成長に悪影響
今回のトマトの苗の植え付けは株間が狭いので生育に支障がないか心配です。
雨よけセットが1つしか用意できず、完全な準備不足の為に株間が狭くなってしまったからです。
狭いといっても列の間は40cm、列の株間も40cmありますので極端に狭いというわけではありません。
それでも植え付け当初は気になりませんが、株が大きくなるに従って間隔が気になってきます。
間隔は広ければ広いほど日当たりが良くなるので良いのですが、間隔が短いと葉や茎が密集して陰が出来てしまい生育に影響します。
日当たりが悪くなれば大きくなりずらく、何より病気の発生につながります。
トマトの根自体は水分が必要ですが、地上部の花、葉、茎、実は水分と日照不足を嫌います。
花に雨がかかれば落ちてしまったり、長雨で日照不足になれば着花しない事もあります。
葉や茎に十分日光が当たらなければ日陰の部分が黒ずんで腐ってしまったり、枯れてしまうこともあります。
また、せっかく大きくなってきた実に雨がかかると割れたり水が入って傷んだりしてしまうこともありますし、日陰になって日が当たらなければ病気の発生確率も高まります。
このようにトマト栽培には水分と日照不足には大敵なので、植え付け時の株間は本来十分に空ける事が望ましいのです。
一般的には50cm程度の間隔が推奨されていますが、畑の面積や雨よけセットのスペースが許すならば50cmといわずに70cmでも80cmでも空けたいところです。
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