トマトに病気発生か

病気発生のトマト(7月上旬)
病気発生のトマト(7月上旬)

原因不明の病気発生

「トマト」栽培で避けて通れないのが病気です。今まで何度も「トマト」を栽培して来ましたが、全く病気にかからずに栽培できた事はありません。

「トマト」は雨に弱く、梅雨の時期に病気が発生しやすいだけでなく、いろんなウィルス病にも侵され易い非常にデリケートな野菜です。

「ふじやま」さんは家庭菜園をはじめて何年も経ちますが、「トマト」栽培の難しさを知っているのであえて作らない年も何度かありました。

「トマト」は病気にかかりやすい上に、雨除けを作ったり、わき芽取りを欠かさないなど相当な手間がかかるからです。

美味しい「トマト」を作るには大変な手間暇をかけなければなりません。

例え十分な手間をかけたとしても天候の影響でほとんど収穫できないこともあります。

赤く熟した「トマト」は瑞々しくて甘くて美味しいですが、栽培は結構難しいのです。

病気発生のトマト②(7月上旬)
病気発生のトマト②(7月上旬)
病気発生のトマト③(7月上旬)
病気発生のトマト③(7月上旬)

さて、そんな栽培が難しい「トマト」ですが、案の定病気が発生してしまいました。

株の葉の所々が茶色く変色して枯れてしまっています。

まだ一部の葉と茎だけが枯れているのみですが、これ以上病気が広がると株全体が危機に陥ります。

「トマト」の病気には萎ちょう病、根腐萎ちょう病、半身萎ちょう病、褐色根腐病、疫病、青枯病、かいよう病、軟腐病、モザイク病などがありますが、今回の病気がどれに当てはまるのか正直わかりません。

「トマト」の病気は判別が難しく、「ふじやま」さんのようなまだ素人では見分けがつかないのです。

数日前にようやく梅雨が明けましたので、長雨には悩まされなくて良いのが救いですが、何とか元気に育ってもらいたいものです。

「トマト」の実は一部が茶色く変色して傷んでいるものもありますが、大半は傷もなく生育しています。

まだまだ青くてとても食べられませんが、来月には収穫できるのではないでしょうか。

重要な摘果作業

「トマト」に病気が発生してしまったら葉や茎に気をつけるのはもちろんですが、肝心の実が傷んでいないか見てみましょう。

梅雨の時期は雨除けをしていても多少は水がかかることもありますので、どうしても実が傷みやすくなります。

葉と同じ様に黒ずんでいたり穴が空いていたり、果ては柔らかくなってしまっているような実はそのままにしておいても何も良い事はありません。

これ以上は生育できずに更に傷んでいくだけですから、直ちに取り除いてしまいましょう。

また、一つの実を大きくするためにも摘果作業は必要です。

花が咲いた房には4~5個位の実をつけますが、それ以上多く実をつけたり大きい実を獲りたければ生育の悪い実は除いて数を減らす事も必要です。

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