開花後約2週間で初収穫
「いんげん」の蔓がネット最上部まで伸びて開花も始まり、開花後約2週間で初収穫となりました。
種まきから芽が出るまでは苦労しましたが、発芽から梅雨の時期に入ってからは一気に成長した気がします。
それまでは暑さと日照りで「いんげん」も乾燥気味で、果たして無事に収穫できるのか心配でした。
しかし、やはり恵みの雨が降る梅雨の時期になってからは蔓も葉も瑞瑞しくなり、花も咲かせる様になりました。
「いんげん」は開花してから乾燥すると莢が落ちやすくなったり曲がったりする事もあるので水分は欠かせません。
晴天が続く事が少ない梅雨の時期ですが、水分は十分なので莢が落ちる心配は要りません。
「いんげん」は花が咲いてから通常10~15日程度で収穫しますが、目安としては豆がまだ隆起せず目立たない位の若い莢を収穫します。
収穫が遅れると大きくなりすぎて固くなり味も落ちるだけでなく、株の勢いも弱って莢をつける数も減ってしまうので早めの収穫が必要です。
初収穫した「いんげん」はまだ小ぶりですが、小ぶりのほうが柔らかくて食感も良いので食べるのが楽しみです。
追い撒きはまだ間に合う?
無事に初収穫できてこれから続々と実がなってくるはずですが、「いんげん」用のネットにはまだ隙間が目立っています。
高さ的にはもう蔓が最上部まで伸びているので足りないのですが、幅的にはまだ空いているスペースがあります。
まだスペースがあるのでこれから追い蒔きしてもしても良さそうですが、今から種を撒いても気温が上昇する夏の時期になれば成長もままならなくなります。
気温が上がっているので発芽は容易かもしれませんが、生育適温は一般的には15~25℃となっており、25℃以上になると着莢率が低下するので、真夏ともなれば実がつかなくなってしまいます。
「ふじやま」さんも以前夏に種まきした覚えがありますが、夏の間は全く実ができずに、秋まで放置しておいたら涼しくなって実ができた事があります。
ですから、これから追い蒔きするかどうかは悩むところです。
「いんげん」の栽培は収穫時期が真夏にならない様にする事が大事です。
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