苗を買うより種から育てる
今年も定番の「きゅうり」の栽培がやって参りました。瑞瑞しくてシャキシャキしてとっても美味しい「きゅうり」は夏野菜の定番です。
きゅうりは苗でも販売していますが、種から育てた方がはるかに安上がりです。苗は1株70円程度ですが、種なら1粒ほんの数円です。
もちろん1株にするのには1穴に最低でも2~3粒は撒きますが、それでも1株当たり10円を上回る事はないと思います。
それに「きゅうり」の種は発芽率が通常80~90%ほどで非常に高く、数ある野菜の中でも本当に発芽させ易いです。
一方、「にんじん」などは発芽率が50~60%程度と低くて、「ふじやま」さんも作るのが苦手な野菜です。
発芽率が悪かった「きゅうり」の種
そんな発芽させやすいはずの「きゅうり」ですが、今回は種をまいた5つの穴のわずか2穴しか発芽しないという結果になりました。
元々発芽率が高いはずの「きゅうり」の種がこれだけしか発芽しないのは、平たくいえば「ふじやま」さんの技量不足に他なりません。
しかし、それを言っては身も蓋もありませんので、一応考えられる原因を考えてみましょう。
まず、真っ先に考えられる原因の一つは種が古かった可能性が挙げられます。
古いといっても昨年か一昨年の残り物で、使い切れなかった種です。新しく買うのももったいないですから、まずは古い種を使ってみて、ダメなら新しい種を購入しようと思いました。
1、2年前位の種ならそれほど古くはないとは思うのですが、保存状態が悪かったのでしょうか、発芽率は芳しくありませんでした。
結局、発芽しない種が多くて残り物を使い切ってしまい、新たに種を購入する羽目になりました。
次に考えられる原因は「種まき用の土」を使わなかったからかもしれません。
畝は十分耕して土は柔らかいはずですが、やはり種まきに適した土でないと発芽しにくいのかもしれません。
最初の種まきで失敗した後は「種まき用の土」を使って新しい種を撒く事にしました。
失敗した期間を入れると結構なロスになりますが、「きゅうり」の場合は種まきの時期が長いのでそれほど気になりません。
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