実が小さいうちに収穫する
「ピーマン」は株が小さい間は実が小さいうちに収穫します。
「なす」の場合と異なり1番花を摘み取る事はしませんが、「ピーマン」の1番果は大きくなる前に収穫します。
株が小さいうちに実を大きくしようとすると養分が実の方に行ってしまい、株の成長が遅くなってしまうからです。
5月の上旬に苗を10株植え付けましたが、随分成長して実をつけ始めました。
まだほとんどの実は小さいのですが、収穫に値する実が2つだけあったので早速獲りました。
小さい実が2つでは料理というほどではありませんが、野菜炒めに入れるなどして味わってみたいと思います。
収穫は必ずハサミで切り取る
収穫する時は必ずハサミで実を切り取りましょう。手でもぎ取ったりして枝に負担を与えると、折れてしまうこともあります。「ピーマン」は収穫時期が長いので、大事に育ててやれば沢山の実をつけてくれます。なるべく負担をかけずに秋まで収穫させてもらうつもりで労わりましょう。
株ごとに成長速度が異なる
植え付けた苗は10株ですが、1ヵ月も経つと成長速度に違いが出てきました。
ある株はまだ高さ30cm程度しかないのに、他の株は50cm程度もあったりします。
苗を購入した時は大きさにはほとんど違いはありませんでしたが、苗自体の微妙な違いや植え付け場所の養分の吸収度合い、そして何より開花状況も影響しているようです。
実が早くできるのは良いのですが、早くできて実が大きくなれば養分が吸収されてしまいます。
葉や茎の成長より実の肥大化が優先されてしまいますから、早く実ができた株は成長が遅れるというわけです。
もちろん、原因はそれだけではありませんが、全体的には順調に成長していますので、成長の最終段階になればほぼ均等な大きさになると思います。
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