菜園の雑草対策①

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家庭菜園をする上で必ず直面するのが雑草です。

雑草は雑草魂とい言われる通り、生命力が強く抜いても抜いても生えて来ます。

場所や気候などの条件にもよりますが、放っておけば菜園は雑草だらけになってしまいます。

畑に雑草がなければ家庭菜園の苦労は激減するのは間違いありませんが、雑草を完全になくすのは極めて困難です。

野菜作りは雑草との戦いともいえる位で、いかに雑草の発生を抑えて野菜に十分な栄養を与えて育てるかが課題でもあります。

一番手軽なのは除草剤を使用する事ですが、無農薬野菜を栽培する「ふじやま」さんの家庭菜園では絶対に使用できません。

除草剤を使わずにいかに雑草と戦うか、いくつかの方法を紹介したいと思います。

①こまめに草とりする

雑草対策の根本は「草とり」です。当たり前の事ですが、昔から農家さんは暇さえあれば草をとっていました。

雑草は生命力が強く成長が早いので、あっという間に大きくなってしまいます。

こまめに畑に通い、雑草が小さいうちにとってしまえば簡単です。大きくなってしまうと根が張ってしまって抜くのも大変だし、何より土の栄養分を奪われてしまいます。

大きくなれば子孫を残すために花を咲かせ、種を作りますからどんどん増殖してしまいます。

雑草対策の第一は小さいうちから草とりする事です。

②黒マルチシートを張る

雑草対策の一つは「黒のビニールマルチシート」を張る事です。

マルチシートは地温の上昇を促進し、泥はねを防止するなど非常に効果的な資材ですが、中でも黒色のマルチは日光を遮るので雑草の発生を抑える事ができます。

透明のマルチより地温上昇効果が若干劣るので使い分けが必要ですが、黒色は特に雑草を防止したい時にオススメです。

栽培する野菜の周囲に張る事になるので、雑草に養分を奪われる事なく、野菜に優先的に養分が供給されます。

しかし、畑前面に黒マルチを張るわけにもいかないので、畑全体の雑草対策としては無理があります。

栽培する野菜の箇所だけに適用できる雑草対策です。

 ③防草シートを敷く

防草シート
防草シート

雑草対策の方法として「防草シート」を敷く事が手間もかからず効果的です。

草取りは雑草対策の基本ですがどうしても手間がかかりますし、黒マルチは部分的にしか活用できません。

家庭菜園の畑が広ければ広いほど雑草の処理は際限がなくなります。

農家として本格的に機械や農薬で除草するわけでもなく、無農薬栽培で除草剤も使用しないとなると、1人かせいぜい2人の少人数で行う家庭菜園ではとても手が足りなくなってしまいます。

そんな時に有効な雑草対策の方法が「防草シート」を敷く事です。

「防草シート」は網目状の黒のシートでホームセンター等で販売しています。菜園が広ければそれだけ大きなシートが必要になりますから、質や値段を検討して購入しましょう。

「ふじやま」さんの菜園では黒マルチはほとんど使用していませんし、草取りはとても追いつかないので、「防草シート」を活用しています。

菜園全面を常に活用して栽培しているわけではないので、どの時期でも休耕している区画があります。

休耕区画は放っておくと際限なく雑草が生えてしまうので、こうした「防草シート」を敷いておけば雑草の発生を抑えて草取りの手間を省く事ができます。

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