雑草の堆肥化

畑の雑草①
畑の雑草②

雑草の堆肥化は難しい

畑に幾らでも発生する雑草を堆肥にして活用する事は難しいです。

不可能ではありませんが、大変な手間と労力がかかります。

雑草を堆肥化するには落ち葉や生ゴミを堆肥にするのと同じ要領ですが、温度・湿度管理や定期的な切り返しなど手間のかかる作業をしなければなりません。

「ふじやま」さんは落ち葉で堆肥を作ることはできましたが、生ゴミを堆肥にする事はまだ成功していません。

落ち葉の場合は畑の一角に積み重ねて囲いで覆い、鶏糞等の肥料と混ぜ合わせて発酵を促す事で形成されます。

落ち葉だけでほとんど異物がないので切り返しなどの管理もしやすく、比較的簡単に堆肥にする事ができました。

雑草の種が問題

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雑草を堆肥にする場合の最大の問題は「雑草の種」です。

堆肥にする過程で雑草の種が残っていると、肥料として畑に撒いても芽が出てきてしまいます。

草取りをして堆肥を撒いたのに堆肥のおかげでまた雑草が生えるようでは元も子もありません。

余計な手間を増やしてしまいます。雑草対策の根本は草取りなので定期的に草取りを実践していますが、除草した雑草の多くは畑の隅に積んであります。

積んであるだけでは種は残ったままなので仮に堆肥になったとしてもまた雑草が発生してしまいます。

雑草を堆肥化するには発酵させなければなりませんが、それには囲いをつくって雨が入らないようにシートで覆うなどの措置が必要になります。

石灰や肥料を混ぜて切り返しを行うなど適切な管理を経てようやく堆肥となるわけです。

特に温度管理は重要で、十分に温度を上げて発酵させないと雑草の種が死滅せずに残ってしまいます。

適切な管理で種を死滅できれば堆肥として十分活用できます。

実際には管理が大変なので、「ふじやま」さんの菜園では雑草の積極的な堆肥化は行っていません。

畑の隅で放置しておけば勝手に堆肥になる事もあるかもしれませんが、温度や湿度の管理をしなければ発酵もままなりません。

さすがに手が回らないので、除草するだけにとどまっています。

生ゴミの堆肥化は困難

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一方、生ゴミを堆肥にする事は非常に難しいです。ホームセンターでコンポストと呼ばれるプラスチックの桶の形をしたものを購入し、畑の一角に設置しました。

日々の食事で残る生ゴミをその都度入れるのですが、生ゴミはいろんなものが混在している上に水分が多いので、中々発酵しづらく堆肥化するのは容易ではありません。

「ふじやま」さんの菜園の一角にはコンポストを2つ設置していますが、設置してから2年以上は経つと思いますが未だ内容物を取り出していません。

内容物といったのは果たしてコンポストの中身がちゃんと堆肥になっているのか疑わしいからです。

コンポストで生ゴミを堆肥化する手順ははっきりしていて作業自体は難しいものではありませんが、何より継続する事が大変です。

生ゴミは毎日発生しますし、石灰や肥料を定期的に被せて切り返しも行うと結構面倒な作業です。

こまめに手入れができる方なら良いのですが、忙しいとどうしても手が行き届かなくなります。

手が行き届かなくなると発酵も進まず、いつまで経っても堆肥化しないというわけです。

それでも2年以上経っても一杯にならないという事は嵩が減っている事は間違いありません。

今までは生ゴミは畑に穴を掘って埋めていましたが、コンポストを利用する事で処理が楽になった事は事実です。

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