ピーマンの実が小さい ‐ 込み過ぎた枝葉と肥料不足

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実が小さいピーマン(7月中旬)
実が小さいピーマン(7月中旬)

「ピーマン」の実が小さい

順調に生育してきた「ピーマン」ですが、なぜか実が十分に大きくなりません。昨年はもっと大きな実が取れたと思うのですが、なぜか小さいままです。鈴なりとまではいきませんが、一応実は沢山ついていますが、収穫できるサイズにはなかなかなってくれません。やはり、今年は肥料袋で囲いをしなかった事が影響しているのでしょうか。これだけ株が成長したので、今更囲いをしても意味がありません。一体何が原因なのでしょうか。

単なる時期の問題か

実があまり成長しないのは単なる時期の問題でしょうか。今年は梅雨は7月上旬に明けて例年より早めだと思われますが、これから夏本番になって暑くなれば実も大きくなるのでしょうか。「ピーマン」の生育適温はおよそ25℃~30℃なので今の時期が生育に適してないわけではないはずです。梅雨明けしてからはここ1週間位日中35℃近くまで上昇する猛暑が続いていますが、あまり暑すぎてもいけないのかもしれません。

枝葉が込みすぎているのか 

ピーマンの株①(7月中旬)
ピーマンの株①(7月中旬)
枝葉が込み過ぎたピーマンの株(7月中旬)
枝葉が込み過ぎたピーマンの株(7月中旬)

時期の問題でなければ、枝葉が密集し過ぎて日当たりや風通しが悪い事が影響しているのかもしれません。「ピーマン」は「トマト」と違って1番花の下のわき芽のみを摘み取って他は放任状態で育てています。別に放任状態で育てても問題ないのですが、どうも枝葉が混み過ぎている感じは否めません。これでは枝葉ばかりに栄養が行ってしまい、肝心の実に養分が行かずに肥大しづらくなってしまいます。折をみて少しばかり枝葉を整理したほうが良いかもしれません。

梅雨明けで乾燥気味か

実が小さいのはただ単に水が不足しているのかもしれません。梅雨が7月上旬に明けて以来、ここ1週間ばかり猛暑が続いて全く雨が降っていません。連日35℃にも及ぶ高温で畑はカラカラの状態です。「ピーマン」がいくら高温で育つ野菜といっても、水が不足していれば成長できません。「ピーマン」栽培の注意点としても梅雨明けの高温乾燥期の水不足が挙げられていますので、早速たっぷりと水遣りをしたいと思います。

 最大の原因は「肥料不足」か

時期や過密も影響しているのかもしれませんが、一番の原因は「肥料不足」ではないでしょうか。苗の植え付けから既に2ヶ月ほど経ちますが、その間全く肥料を与えていません。もちろん元肥はしっかりと施しましたが、これだけ株が成長してくると肥料が不足してくるのかもしれません。すぐに効果を出したければ即効性のある液肥も良いかもしれません。収穫期間が秋までと長いので、肥料効果が長続きするぼかし肥などの緩効性肥料も良いと思います。葉の色が薄くなって来た時は肥料不足のサインですが、そのサインが出る前には施肥するべきです。3週間~1ヶ月置き位には追肥を行えば間違いないはずです。

コメント

  1. 山田 より:

    横浜で、ピーマンをバルコニー栽培で育てています。
    横浜の最近の日中の平均気温は40度前後です。

    同じく、去年に比べてピーマンが小粒で、
    大きく育ちません。。

    このブログを見て、他の方々もそうなのだろうかと思いました。
    やはり温度が原因ではないでしょうか。

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